東北紙工株式会社
デザイナー
柴田菜々瀬さん
卒業生インタビュー
明治43年(1910年)創業、100年以上の歴史と実績を持つ東北エリア有数の総合印刷会社です。 企画・デザインから、オフセット印刷、食品などのパッケージ印刷、グラビア印刷、納品まで自社一貫体制のワンストップ対応が強みです。 1世紀にわたり研ぎ澄まされた高度な印刷技術と、創業時から変わらないアグレッシブなフロンティアスピリッツを武器に、新しいメディアや環境配慮の時代に柔軟に対応し続けています。
入学時から抱いていたプロへの意識
- 当校広報担当:
- 専門学校に入学したとき、最初に「プロになる」実感が湧いた瞬間はいつですか?
- 柴田さん:
-
実は、道筋はどうであれ、「最終的にはスキルを活かしてプロとして価値のあるものを生み出すんだ」という思いを持って入学したんです!
だから、多少漠然としつつも、入学した時から「プロになる」という意識や考えはありましたね。 - 当校広報担当:
- 最初から!?
- 柴田さん:
-
そうですね!授業でデッサンなどの基礎から本格的なソフトを使った実践的な技術、視野を広げてくれる応用的な創作を学ぶ中で、その思いがより強くなっていった感じです。
同じクラスの仲間や先輩、卒業生の作品から刺激を受けたのも大きかったですね。 - 当校広報担当:
- なるほど…!最初から「 学んだことを価値ある形にしたい」というプロ意識をしっかり胸に秘めて入学されたんですね。
今も背中を押してくれる「やれば終わる!」
- 当校広報担当:
- 学生時代、印象に残っている授業や先生からの言葉はありますか?
- 柴田さん:
- 進級制作の授業の最後に、先生が授けてくださった「やれば終わる!」という言葉ですね。
- 当校広報担当:
- すごくシンプル…。だけど核心をついていますね!
- 柴田さん:
-
本当に(笑)そのあと、2年生の最後の卒業制作提出まで、課題で行き詰まるたびに「大丈夫! やれば終わる! 終わるからね!」と仲間達で鼓舞しあったことを覚えています。
すごくキャッチーで気合の入る言葉で、唱えると「確かにそうだ、やるしか無い。」と、何だか冷静になれる気がするんですよね。
今でも日常で何かに行き詰まったりしたときに、「やれば終わる!」と心の中で唱えています。 - 当校広報担当:
- シンプルな言葉だからこそ、制作中の苦しい場面でも支えになってくれそうですね。
ネガティブな自分を受け入れた就職活動
- 当校広報担当:
- 就活で一番苦労したこと、それを乗り越えたきっかけを教えてください。
- 柴田さん:
-
就活で一番苦労したことは「メンタル不調」ですかね。根がすごくネガティブな性格で、成人した時も、嬉しさはなくて、むしろ「ひとりの大人として社会に出る」ことの恐怖が勝っていて絶望したくらいなんです…。
「私なんかを雇ってくれる会社はあるんだろうか」「ドラマみたいなお局さんがいたらどうしよう」と本気で悩んでいたことを覚えています。 - 当校広報担当:
- 不安でいっぱいだったんですね…。そこからどうやって乗り越えたんですか?
- 柴田さん:
- ある日、そんな私を見かねた妹から散歩に誘われて、近所の桜を見に行ったんです。そしたら、急に降ってきたかのように「多分私は一生ネガティブだけど、”その時”はなんとかするだろうな。」と思えた瞬間があって…。
- 当校広報担当:
- 妹さんのファインプレーですね!
- 柴田さん:
- そうですね(笑)突拍子もないのですけど、それ以降「自分のネガティブさ」をある意味、肯定できるようになり、今もネガティブのまま何とかしながら生きています!
- 当校広報担当:
- 無理に変えようとするのではなく、 自分の性格ごと受け止められたことが大きかったのですね。
ようやく巡ってきたデザインの仕事
- 当校広報担当:
- では、実際に初めて仕事を任された時はどんなことを考えましたか?ワクワクでしたか?それとも緊張でしたか?
- 柴田さん:
-
最初は営業職として採用されて、その後デザイナーになったという経緯も相まって、とにかく嬉しくて、「ようやくこの時がきた!」と興奮しました!
母も泣いて喜んでくれたことを覚えています。
せっかく巡ってきたチャンスを絶対無駄にしたくなかったので、不安なところは教育担当の方に確認しながら慎重に作業していました。そのあと、無事にお客様の元へ納品されたときの満足感と感動は、今でも”初心”として忘れずにいたいと思っています。
苦手にも踏み込んで広がった表現の幅
- 当校広報担当:
- 念願のデザインのお仕事だったからこそ、無事納品された時の喜びは大きかったですよね。ちなみに、 学生時代と比べて、一番成長したと思うポイントはどこですか?
- 柴田さん:
-
制作できるジャンルの幅が広がったことですね。学生時代は自分の得意なことに目を向けがちでしたけど、仕事となるとそうは言っていられません。
お客様の要望をヒアリングしてデザインを提案するので、時には苦手なジャンルを求められることもあります。
最初は良いアイデアが浮かばなくて、いつまでも下描き状態から抜け出せずに悩んだこともありました…。
ですけど、数をこなしていくうちに、頭の中に新しい引き出しが追加されてきて、いろんなお客様の要望にも、柔軟に対応できるようになってきました! - 当校広報担当:
- 苦手なジャンルにも一歩踏み込んだことで、デザイナーとしての引き出しが増えていったんですね。
データが商品になり、誰かの生活に届く感動
- 当校広報担当:
- では、初めてご自身の制作物が世の中に出たときの感動について教えてください。
- 柴田さん:
- 食品パッケージのデザインだったんですが、担当営業の方から発売日を教えていただいていたので、発売後に取り扱ってるお店に行き、箱買いしたことを覚えています(笑)
- 当校広報担当:
- 一生に一度の記念ですもんね!
- 柴田さん:
-
画面の中で作業してきた「データ」 が、実際に形をもった「商品」として並んでいる光景は、想像以上に感動しましたね!
今でも店頭でお客さんがその商品を選んで買っていく姿をみると、自分が手掛けた仕事がいろんな人の生活に溶け込んでいるんだなって、胸が熱くなりますし、制作の原動力にもなっています。 - 当校広報担当:
- それはデザイナーとして一番嬉しいことですよね。
芸術を信じて、納得できる道へ
- 当校広報担当:
- それでは最後に、プロになった今だからこそ伝えたい「高校生のうちにやっておくと得すること」と、同じ業界を目指す高校生に一言メッセージを お願いします!
- 柴田さん:
-
高校生の自分には「今を噛み締めなさい!」と言いたいです。
高校生でいられるのは、長いようであっという間です。大人でも子どもでも無い、その年齢と価値観でしか味わえないことがたくさんあって、それが確実にその後の人生に影響を与える大切な時間なので…色々なことを見聞きし、足を運んで、自分の中に蓄えてほしいですね。 - 当校広報担当:
- 高校生にしかできない経験もたくさんありますもんね。では、高校生へのメッセージもぜひお願いします!
- 柴田さん:
-
「自分で捨てない限り、芸術は裏切らない。自分で決めたのなら行けるところまで行ってみよう!」と伝えたいです。
デザイナーは華やかでキラキラした仕事ばかりではありませんが、自分が生み出したものが誰かの生活に溶け込んでいるあの感覚は何者にも代えられません!皆さんが納得のいく道に進めるよう、応援しています! - 当校広報担当:
- ご自身の弱さも受け入れながら前へ進む強さや、モノ作りが誰かの生活に届く本当の喜びが伝わってきました。本日は素敵なお話をありがとうございました!
ニチデの就職サポート
Job Hunting Support
就職サポートの充実はニチデの特徴の一つです。
あらゆる面からあなたの就職活動をバックアップします。
